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Q:がん検診はどう選ぶ?A:死亡率の高い部位を優先!

ガンといっても頭から指先まで様々な部位があり、それぞれの癌を発見するのに検査は分かれています。だからといって全部の検査を受けるわけにはいきません。それで、お勧めしたいのは「重要さが高い検査を優先して受ける」と考えることです。

 

「重要さが高い検査って何?」それはがんの場合で言えば「死亡率の高いがんを見つけること」が優先順位と言えます。下のグラフをみてください。

死亡者数

男性

女性

1位

肺がん

52,054人

大腸がん

21,846人

2位

胃がん

31,978人

肺がん

20,680人

3位

大腸がん

25,808人

胃がん

16,654人

4位

肝臓がん

19,816人

すい臓がん

14,799人

5位

すい臓がん

15,873人

乳がん

13,148人

※厚生労働省2013年「人口動態統計」より

男女ともに死亡率が高いのは「肺ガン」なんです。男性の数値を見ると3位の大腸がんの2倍の死亡者数です。それで肺がんを優先順位1位、その次に胃がんや大腸がんの検査をマスト検査とすることが必要です。

 

あとは家族の病歴や気になる部位があれば、そこを調べるのに有効な検査を追加することも大切です。注意しておかなければならないのは、がん検診で簡易的に行われる腫瘍マーカー検査。この検査はほぼ前立腺がんぐらいにしか検査制度がないと言われています。血液検査だけでガン検査ができたと思っては絶対ダメです。

 

見落としゼロの為のがん検査項目はコレ!《優先順位別》

ガン検診の大きな目的は「早期発見」。早ければ治療のハードさもそれほどではなく、治ったとしても自分の体の一部を失うほどの手術か、術後も今まで通り生活できるかの大きな違いがでてきます。もう一つ大切なのは1つの検査で全部の体を調べつくすことができるものはありません。

《 各検査の不得意分野って何?例えば・・・ 》

 

MRI ・・・ この機器は水分を画像化する方法なので胃や肺、食道は苦手
超音波検査 ・・・ こちらも胃や肺など空気が多くある臓器の精度は低い
腫瘍マーカー ・・・ 医療関係者の中では、前立腺がん以外ほぼ参考にならないと言われています

それで検査も早期発見できるよう、それぞれの部位を得意とする検査方法で見落としが起きないように検査してもらう必要があります。

 

では、日本人のガン死因トップ3の肺・胃・大腸をしっかりチェックできる検査方法は?

Q:肺がんをしっかりチェックできる検査は?

 

A:なんといっても胸部CT!レントゲン対応の病院が多いけど・・・
 人間ドックをおこなっている病院の多くは、肺がんのチェックを胸部X線レントゲンで対処しています。しかし、X線写真でガンの影を探すのは職人技。神の目を持つ医師が見つけてくれることもありますが、逆を言えば見落とすドクターも多数いる検査です。

 

それで、胸部CTでくまなくチェックすることがお勧めです。「スパイラルCT」でなら、らせん状に撮影して、短い時間で精密に数ミリ単位で確認ができます。たばこを吸う方や肺に不安のある方は特にマスト項目です。他にも「スパイロメーター」という空気の吸う量などから肺機能をチェックして、結果が悪い場合は理由を探すことができる検査もあります。10分ほどで終わる簡単な検査です。

Q:胃がん・大腸がんはX線、大便検査でいいの?

 

A:一度は内視鏡検査を受けるのが必須です。
肺がんとともに死亡率上位の胃がん、大腸がん。この検査でよくあるのはバリウムを飲んで行うX線検査と便潜血検査です。しかし、早期発見を目指すなら内視鏡検査が必要です。上からするのが胃カメラと言われる上部内視鏡、下からするのが肛門から入れる下部内視鏡検査です。これを一度受けた翌年などはX線・便検査でいいかもしれません。

  • さらにお勧めの検査はコレ!

肺・胃・大腸の為にCTと内視鏡検査を受ければ安心?やはりそれ以外の部位の癌の不安も残ります。そんな方におすすめなのが「腹部超音波検査」

 

胆のうがん、すい臓がん、肝臓がん、腎臓がんの早期発見に大きな効果を発揮する検査方法です。この検査は各病院でも普及しているもので身近にうけることができます。ポリープやがんのサイズ、深達度もチェックできる優れものです。予算があえばこれも足しておきましょう。